憧れのイタリア旅行。ローマ、ミラノももちろん良いけど、観光地はどこも観光客でごった返すし、何かありきたり。日程にも余裕があるので他の都市も訪れたいし、、、
そんなあなたにお勧めな日本人が少なく、穴場なイタリアの観光スポットを4カ所ご紹介します!
実際に今回ご紹介する全ての場所を訪れた私がおすすめ順で紹介していますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです!
水の都「ベネチア」年間約2,000万人訪れる観光地に隠された穴場スポット「Convento del Santissimo Redentore」

水の都として有名なベネチアはイタリアの観光地としては欠かせない観光スポットですよね。
ベネチアは主要交通が水路なので、船に乗っての移動が基本なのですが、普段船酔いしやすい私も周りの風景に魅了されて気分は常にハイテンションでした!
水辺に連なる建物は、どこを切り取っても絵になるため、常にカメラから手が離せません!
そんなベネチアですが、さすがは年間2,000万人も訪れる観光地。
有名な観光地スポットはどこもかしこも人だらけ。
こんな所に穴場な観光スポットなんてあるの?と思った方、必見です!
見つけました!そこは「Convento del Santissimo Redentore」です!

こちらはベネチアのGiudecca島に位置するカトリックの修道院。
一番の見どころは壮大な庭園です!
約1ヘクタールの敷地に果樹園、庭園が広がっており、奥へ進むとベネチアの海が広がっています!
私が訪れた時は周りにほとんど人もおらず、とても静かな空間で海と庭園を満喫出来て本当に最高でした!
ここは偶然入口を発見して訪れたのですが、入り口はレデントーレ教会(Chiesa del Saintissimo Redentore)の横の狭い小道にあり、普通なら素通りしてしまいそうような場所に入口にあるので、本当に穴場だと思います!
また、つい最近まで修復作業が行われており、2024年10月から一般公開されたとのこと。
まさに知る人ぞ知るベネチアの穴場スポットです!
観光客でどこもかしこも賑わうベネチアでこんなにゆったり観光を楽しめる場所があったなんて!
ベネチアの喧騒から離れて静かで落ち着いた観光を楽しみたい方はぜひ訪れていただければと思います!
Convento del Santissimo Redentoreの基本情報
- 営業時間:木曜日、金曜日、土曜日 午前10:00~16:30 ※日曜日から水曜日は休園日
- 入場料:一般観光客12ユーロ
ベネチア在住者及び6~12歳の子供6ユーロ ※チケットは現地で購入可 - 注意事項:修道院は宗教施設であるため、訪問の際は肩と膝を覆う服装が求められる場合があります。
ミラノから電車で1時間の穴場スポット!世界中のセレブが集う憧れの場所、コモ湖

コモ湖はミラノから汽車で約1時間程で行けるイタリア最大規模の湖です。
コモ湖は世界中のセレブの別荘地がある高級リゾート地でも有名で、あのジョージ・クルーニーの別荘もあるとか!?
そんなコモ湖は湖を囲むように美しい建物が広がり、まるでドラマの撮影地にいるような感覚を覚えます!
また言わずもがな湖の美しさは圧巻です!湖の向こうに浮かぶ山々、飛び交うカモメや鳥のせせらぎ、多くのセレブが訪れたがる理由が分かります!
コモ湖にも有名な町はもちろんあるのですが、この湖自体が一番の見どころなので湖の周りを散歩するだけでも十分来て良かったと思えます!
今回、私は湖が見えるホテルを予約したため、窓からはコモ湖を一望できました!常に移動し続ける忙しい観光ではなく、その場にいること自体が観光になり得る場所がコモ湖です!

世界の一流が集まるコモ湖の魅力をぜひ体験してみてください!
イタリア屈指の有名リゾート地アマルフィ、海岸だけじゃない穴場スポット「Villa Rufolo」

イタリア南部にある人気のリゾート地といえばアマルフィですよね!
アマルフィ大聖堂や名産品のレモンが有名でこちらも中心地は多くの観光客で賑わっておりました。
ただ、アマルフィは小さな町で山に囲まれているため、多くの路地が存在します。
ちょっと奥へ進めば人込みからは離れて映画や絵画で見るような風景が広がります!
また、アマルフィではアマルフィ海岸が有名で海岸でゆったりする事ももちろん良いですが、
おすすめは山を登ったところにある「Villa Rufolo」です!

こちらは13世紀に造られた豪華な邸宅で、美しい庭園や高台から望むアマルフィの絶景を楽しめるスポットです!
アマルフィ市内のバスで行くことができるため交通の心配もありません!
時期もあるかとは思いますが、5月のアマルフィの中心街は観光客で賑わっておりましたが、Villa Rufoloはそこまで観光客は多くなかった印象です。
アマルフィで1泊以上する方はアマルフィ中心地以外にもぜひVilla Rufoloを旅のご計画の中に入れてみてはいかがでしょうか。
Villa Rufoloの基本情報
- 営業時間:毎日9:00~17:00(最終入場16:30)
- 入場料:大人8ユーロ
子供(12歳未満)及び高齢者(65歳以上)6ユーロ
団体(15名以上)6ユーロ/人 - 公式サイト:https://villarufolo.com/
イタリア在住者が語る、ミラノよりもトリノが好きな理由

イタリア北部の有名観光地といえばミラノ、しかし現地在住者はミラノよりもトリノが好きだと語ります。
トリノはミラノから南に位置する都市でバロック、ロココ、ネオクラシックなどの多様な建築様式が融合した街並みが特徴です。中でもサヴォイ家の王宮群(Royal Palace of Turin)は1997年にユネスコ世界遺産に登録されています。
私もミラノとトリノ両方訪れましたが、トリノの方が落ち着いた雰囲気で観光客も日本やアジアの観光客は少なかった印象です!日本人は一度も見かけませんでした!
やはりミラノの方が観光地としての知名度もあってか、多くの観光客はミラノに行きがちですが、トリノにはモーレ・アントネリアーネ(Mole Antonelliana)、王宮広場(Piazza Castello)、パルコ・デル・ヴァレンティーノ(Parco del Valentino)などの観光スポットもあり、中でも個人的なおすすめはコーヒー博物館(Museo Lavazza)がコーヒー好きの私にはたまりませんでした!

こちらはイタリアの老舗コーヒーブランドである「Lavazza」の歴史とコーヒー文化を体験できる博物館です!
館内はコーヒーの生産過程やコーヒー製造機械の展示、Lavazzaの広告キャンペーンやアートとのコラボレーションなどがあり、見学後はコーヒー一杯が無料で試飲できますので、コーヒー好きにはぜひ訪れていただきたいスポットです!

Museo Lavazzaの基本情報
- 営業時間:水曜日~日曜日10:00~18:00(最終入場17:30)
- 入場料:一般10ユーロ
65歳以上、26歳未満、特別提携者8ユーロ
15名以上の団体(要予約)8ユーロ
6歳未満は無料 - 公式サイト:https://www.lavazza.com/en/lavazza-museum.html
まとめ
いかがだったでしょうか。
イタリアにはローマやミラノのみならず、魅力的なスポットがたくさんあり、何度も訪れたくなります!
今回ご紹介した4カ所はローマやミラノからアクセスしやすい場所にございますので、
旅行の計画に余裕があればぜひ訪れてもらいたい場所です!
今後も旅行に役立つ情報をお届けしてまいりますので、お楽しみに~!
ではまた!
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