私は大学で1年間、韓国ソウルに交換留学をしていました。
ところが、到着早々コロナが蔓延。。この時を振り返ってみても、あれほどの逆境を乗り越えて成長できた自分に今でも驚いています。
辛いこともたくさんあったけれども、帰国するまでには韓国語をマスターして留学後に受けたTOPIC6級に1発合格、韓国ドラマも字幕なしで楽しめています♪
そんな私が感じた、韓国留学で大事だったことを3つご紹介できればと思います!
「韓国留学に興味はあるけど、韓国語がしゃべれなくて不安。。。」
「留学までしてしゃべれなかったらどうしよう。。。」
そんな不安がある方に向けて、これが出来れば韓国語の習得がグッと近づける内容になっているため、ぜひ参考にしてみてください!
①何よりも先にコミュニティに所属する

私が現地で韓国語を習得するために、何よりも重要だったと思うのは、何かしらのコミュニティに属することです。
コミュニティに所属することは、すなわち自分の周りの「環境」を変化させるということです。
コミュニティには大学や現地のサークル、地域での言語交換会などがありますが、そこに所属することで現地の人と関わる事ができます。
現地の人と交流できれば自然と韓国語を聞く機会が増えて、韓国語に耳が慣れてきますし、自分も韓国語で話す機会を得られます!
この環境を変化させるということが最も重要で、私の場合は大学時代に交換留学でソウルの大学に留学したのですが、到着早々にコロナが蔓延し、学校にも通えず、授業は全てオンラインになってしまいました。
この時ばかりはとても凹んで、毎日寄宿舎で落ち込む日々でした。。。
それでも諦めずに何かしらの出会いを求めて見つけた言語交流会に飛び込みました。
そこで出会った韓国人の方と積極的にコミュニケーションを図り、そこから少しずつ出会いが増えていき、現地の人と関わる機会を掴むことが出来ました!
このように環境を変えることが出来れば韓国語を話す・聞く機会を得られ、その環境に適応しようと自分自身も自然と韓国語を学習しようと行動することができます!
環境を変えれば、自分の行動が変わって、韓国語が身につくということを知っていれば、あなたが留学してもきっと韓国語を自然と学べる環境を作り出せると思います!
何かしらのコミュニティに所属することが怖い・不安と思う方もいるかとは思いますが、留学という大きな決断をしたあなたは、もう既に環境を変える才能があるので、現地でも韓国語が学べる環境を自ら作っていけると確信しています!
②日本人とは関わらない

せっかくの留学中に日本人の友達が出来て現地の人ではなく居心地のいい日本人同士でつるんでしまった結果、韓国語が全く伸びなかったと伸びなかったという話は留学あるあるです。
もちろん、日本人と全く関わらないのは極端ではありますが、日本人との出会いは韓国語学習を阻害する要因になりかねません。
何より、日本人と一緒にいるとすごく居心地がいいじゃないですか。やっぱり同じ文化でお互い留学生であればなおさら一緒にいて安心しますし、言語の壁もない分、意気投合しがちです。
しかし、そうやって毎日一緒に過ごしていると、それは日本にいるのと同じ状況になってしまいます。もちろん日本人と一緒にいても韓国語は伸びません。
せっかく韓国に来て留学するのであれば、韓国人の多い環境に身を置くことがとても重要です。
私はコロナの影響で、当時同じ時期に留学に来ていた子たちは皆大学から帰国命令が出されて日本に帰ってしまいました。(私の大学はなぜか帰国は自由だったので、意地でも帰りたくなかった私は帰国せずに済みました笑)
そのため、私は日本人が全くいない環境に身を置くことが出来たので、韓国語学習に集中でき、ハングルを習得できたと思います!
私の場合はたまたま日本人との交流が少ない環境を作れましたが、皆さんも留学する際は日本人との関わりがなるべく少ない環境に身を置けるように意識してほしいなと思います!
③家ではインプット、外ではアウトプットを意識する

ここでは、私が意識していた現地での韓国語の学習テクニックをお伝えします!
まず、韓国留学の一番のメリットは韓国人と直接会話ができる、すなわちアウトプットが出来る環境があるという点だと思います!
日本にいるとどうしても韓国人と関わる機会は少なく、勉強はどうしてもインプット中心になりがちです。なので、私は現地では寮にいる時間を単語や文法の学習をテキストを使って学ぶインプットの時間にし、外では学んだことを実践してみたり、韓国人が使う単語や表現を聞いて理解し、答えるアウトプットの時間にしていました。
どうしてもインプット中心になると、「この単語いつ使うねん!」とか、「この文法はどんな状況で使われるのかな?」などといた疑問が浮かびます。これは例文を見ても想像がしにくく、解決されにくいです。
しかし、自分が学んだ単語や文法を現地の方が使っていると、やっぱり耳に入ってきますし、何よりその印象が強くて学んだことが記憶に定着しやすいです。
現地で実際に韓国人が使っている生の韓国語は、私たちが韓国語を話すために必要な単語・文法であり、これは教科書だけではカバーできない領域だと思います。
私も教科書だけではいまいちニュアンスが伝わりにくい単語や文法も、現地の方が使っていれば、「こういうシチュエーションで使うんだな」とか「こんなニュアンスなんだな」と理解が一発で出来ました!
この、学んだことと実際の会話で出てきた内容がマッチして聞き取れたという感覚をすごく大切にしてほしいです!
なので、現地でもインプットの時間はすごく大切ですし、インプットがあって初めてアウトプットの場面で記憶が定着できるので、この学習テクニックを留学に挑戦される方は意識してもらいたいです!
④韓国語学習を楽しむ

これが結局は一番大切だったりします。皆さんが韓国語を学びたいと思ったきっかけは何でしょうか。
「推しのアイドルと会話したい!」
「韓国ドラマを字幕なしで見たい!」
「韓国人の恋人が欲しい!」
理由は単純でも、それが自分の一番のモチベーションになります!
私は当時はTWICEが好きで、TWICEの歌の韓国語の歌詞が何を言っているのかを知りたくて勉強を始めました。こんな単純な動機がきっかけで大学の授業で韓国語を学び、日本語との親和性があることも重なってどんどん単語や文法を理解していく内に楽しくなって、そのままノリで留学までしまったのですが、そこからまさか自分がここまで韓国語が上達するとは夢にも思っていませんでした!
私がハングルをペラペラになれた理由は、常に楽しんで勉強をしていたからだと思います。
語学=勉強と思ってしまうと、なんだか「やらないといけない」という縛りが生まれて記憶にも定着しにくいですし、続かないです。
私は初めの頃は「좋아(良いね)」、「괜찮아(大丈夫)」などの簡単な単語を理解できたり、聞き取れただけですごく嬉しく、どんどん色んな表現を学びたいというモチベーションに変えられたので、割と楽しみながらハングルを学んでいたのかなと思います!
そんな韓国語を学ぶ楽しみやモチベーションを維持できる人は、韓国語の上達も早いのではないかと思います!
ここまで、韓国語を学ぶために大事だったことを4つご紹介しました。これから留学を控えている方や、留学に挑戦したいと思っている方に少しでも参考にしていただければ幸いです。
凡人だった私でも今回の4つを意識できたおかげで韓国語を話せるまでに成長できたので、皆さんもきっと出来ると思います!
今後も留学に関するお話や韓国語学習に役立つ情報を提供できればと思います!
それでは、また!안녕~


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