「맡다」は韓国語を学習していたら一度は耳にする単語なはず。
しかし、「教科書で学習した意味と実際に使われている意味が違う!」などと混乱してしまった経験はございませんでしょうか。
実は「맡다」は「多義語」だったんです!
「맡다」は日常会話からビジネスシーンまでのあらゆる場面で頻出する重要な単語です。
そのため、この記事を読んで「맡다」の持つ意味をしっかりと整理しましょう!
今回は多義語「맡다」の持つ5つの意味と、それぞれのシーンに合った自然な活用法について分かりやすくご紹介します!
これを読めばあなたも「맡다」の持つ5つの意味を理解し、それぞれの場面に合った使い分けができること間違いなしなので、ぜひ最後までご覧ください!
多義語「맡다」の持つ5つの意味
まずは、多義語「맡다」の持つ5つの主な意味をそれぞれ見ていきましょう。
- 引き受ける・担当する(仕事や役割など)
- 預かる(物や人など)
- 嗅ぐ(匂いなど)
- 得る・受ける(許可や承認など)
- 確保する・取る(座席や場所など)
「맡다」にはこんなに意味があったんですね。
ポイントは「맡다」は自分の領域に何かを受け入れたり、責任を持ったりするニュアンスが共通しています。それでは、それぞれの意味に注目して詳しく見ていきましょう。
任務や役割を「引き受ける・担当する」

こちらは仕事や学校などで、自分の役割を持つ際によく使われます。単に「やる」というよりは、「その全責任を自分が負う」というニュアンスが強く含まれます。
- 이번 프로젝트의 팀장을 제가 맡게 되었습니다.
今回のプロジェクトのチームリーダーを私が引き受けることになりました。 - 누가 이 일을 맡을 거예요?
誰がこの仕事を担当するのですか?
また、韓国語で「担当する」を意味する「담당하다(担当する)」もありますが、会話では動詞の「맡다」を使う方がより自然に聞こえます。
- 담당하다:事務的、公的な書類などで使われることが多い。
- 맡다:日常会話からビジネスの口頭表現まで幅広く使われる「リアルな表現」。
物品や人を「預かる」

相手の持ち物や大切な存在(子供、ペットなど)を、一時的に自分の管理下に置いて保管・保護するというニュアンスで使われます。
- 잠시 가방 좀 맡아 주실 수 있나요?
少しの間、カバンを預かっていただけますか? - 화장실 좀 갔다 올 테니까 내 짐 좀 맡아줘.
トイレにちょっと行ってくるから、私の荷物ちょっと預かっといて。
また、「預ける」は使役形の「맡기다」になります。
旅行中のホテルで荷物を預ける際や、友達にちょっと荷物を見ていてほしい時など、旅先でも重宝する表現です。
- 급한 일이 생겨서 아이를 본가에 맡겼어요.
急用ができて、子供を実家に預けました。 - 일단 짐은 호텔에 맡기고 빨리 관광하러 나가자!
とりあえず荷物はホテルに預けて早く観光しに行こう!
鼻で匂いを「嗅ぐ」

嗅覚を使って匂いを感じ取る動作です。他の意味とは少し毛色が違いますが、日常で非常によく使われます。
- 제가 좋아하는 향기를 맡으면 기분이 좋아져요.
私が好きな香りを嗅ぐと、気分が良くなります。 - 냄새를 맡아 보니까 음식이 상한 것 같아요.
匂いを嗅いでみたら、食べ物が傷んでいるようです。
「匂いがする」と言いたい時は「냄새가 나다」を使いますが、「(自ら)嗅ぐ」という動作を強調したい時は「맡다」を使います。
「匂い」に関連して、「코(鼻)」を使った表現も下記にまとめておりますので、こちらもぜひご覧になってみてください♪

韓国語「코」に関連した表現まとめ!日常会話でよく使う単語やフレーズを中心にご紹介!
春も近づき花粉症の季節が到来。くしゃみが止まらなくてマスクやティッシュが必須で大変だという方も多いのではないでしょうか。…
許可や承認を「得る・受ける」

先生や上司から許可をもらったり、確認を取ったりする時に使われる口語的な表現です。
- 부모님께 허락을 맡고 친구랑 놀러 갔어요.
両親に許可をもらって、友達と遊びに行きました。 - 이 서류는 부장님께 확인을 맡아야 해요.
この書類は部長に確認をもらわなければなりません。
本来、標準語としては「받다(受ける)」が正しいとされる場面もありますが、実際の韓国人の会話では「맡다」が非常に多く使われるとのこと。
こちらは、私も知らなかった表現ですので、私もよりネイティブに一歩近づけたかなと思います♪
今後は「받다」だけでなく、「맡다」も活用していきたいですね。
座席や場所を「確保する・取る」

カフェや図書館、イベント会場などで自分の場所を確保することを指します。
日本でもそうですが、韓国では「場所取り」が日常的です。
特にカフェでは、注文する前にまず席を確保するのがマナーのようになっています。
この「ここは私の場所ですよ」と権利を主張したり、あらかじめキープしたりするという行為にぴったりの言葉が「맡다」です。
- 제가 먼저 가서 자리를 맡아 놓을게요.
私が先に行って、席を取っておきますね。 - 여기 이미 누가 맡은 자리인가요?
ここ、すでに誰かが取っている席ですか?
韓国のカフェ文化などでは「席取り」は日常茶飯事なので、この表現を知っておくととても便利ですね!
まとめ
いかがだったでしょうか。
「맡다」は非常に汎用的で、知っておくと日常でも使う場面が多い便利な単語です!
最後に「맡다」の意味をもう一度整理してみましょう。
- 引き受ける: 일을 맡다(仕事を引き受ける)
- 預かる: 짐을 맡다(荷物を預かる)
- 嗅ぐ: 냄새를 맡다(匂いを嗅ぐ)
- 得る: 허락을 맡다(許可を得る)
- 確保する: 자리를 맡다(席を取る)
多義語は一見難しそうに感じますが、一度核となるイメージを掴んでしまえば、芋づる式に語彙力が上がる「最強の武器」になってくれます。
最初は混乱しても大丈夫。何度もこの記事を読み返したり、実際の会話で耳にしたりするうちに、自然と「あ、ここはあの『맡다』だ!」とピンとくる瞬間が必ずやってきます。
その「わかった!」という感覚こそが、語学学習の醍醐味です!
完璧を目指さず、まずは気になった意味からひとつずつ使ってみてください。あなたの「学びたい」という気持ちが、最高の力になります。
また、「맡다」と同じくらいよく使う多義語「쓰다」についても下記にてご紹介しておりますので、引き続き多義語を学びたい方はこちらも一読ください!

多義語「쓰다」の持つ4つの意味を整理!これを読めば「쓰다」の使い分けはバッチリ!
「쓰다」は韓国語の学習を初めて間もない方でも馴染みのある単語ですが、実は多義語でもあることをご存知でしたでしょうか。…
これからも皆さんの韓国語学習を全力でサポートしていきますね!
それではまた次回お会いしましょう!
안녕!

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